長瀞八景

いつもいる長瀞ですが今まで気が付かずいた「長瀞八景」国道に埼玉県が設置したであろう看板が突然目に入り調べてみました。

現行で発行されている観光マップ等には記載がなく結構大変でしたw

 

是非、ドライブに行ってみませんか?

あいうえお

「い」間瀬峠、陣見山のビューライン

間瀬峠・陣見山を縦走する陣見山林道は、南に秩父連山、眼下に荒川、町内全域を眺めることができ、北は遠く赤城・日光連山、関東平野を一望できます。

特に、全山を彩る紅葉と、冬晴れた日に眺める夜景はとてもロマンチックです。

この素晴らしい林道を「間瀬峠・陣見山ビューライン」と命名しましょう。


・オススメは紅葉の時期か、落葉が進んだ冬が景色がいいと思います。

 



「ろ」樋ノ口を望む秩父往還

矢那瀬より野上下郷にかけて残る旧道筋は、古くは秩父往還として往来がありました。

今も日本一の青石塔婆や、馬頭尊、庚申塔、二十二夜塔などの石碑や文字碑が立ち、往時を偲ばせています。

樋ノロ付近の往還より見渡す荒川の清流はとても心地よく、気分爽快です。

この付近の荒川は、鮎の宝庫として知られ、シーズン中は釣り人で賑わいます。


・車両での進入は難しいです。徒歩または、バイク、自転車で!

・お車の方は波久礼駅から歩くのがいいかも。

・オススメは、落葉が進んだ冬が景色がいいと思います。



「は」つつじと野鳥の岩根山(岩根山)

春の岩根山は、岩根山神社の例大祭(四月一七日)の頃、一千株を超えるミツバツツジやヤマツツジ、藤、山桜、椿、花桃、菜の花などが優しく微笑みかけてくれます。

野鳥たちの嘲りが聞こえ、さながら桃源郷を思わせる風情です。

また寄居町風布のみかん山に通じるハイキングコースは、なかなか好評です。


・オススメは、花が咲く春がいいと思います。

・独特な狛犬も見どころ



「に」月明りと松風の蓬莱島(蓬莱島)

蓬萊島周辺は、金石(かねいし)とよばれ、約二百年前から井戸地区と野上地区を結んだ荒川の渡舟場跡があります。

蓬菜島は松が多く、荒川の流れと重なり美しい風景が楽しめます。

特に、月夜に見る蓬薬島と荒川に映える月はとても素晴らしいものです。

四月下旬には、島内にあるお稲荷様のまわりの山つつじが、見事な花の衣をまといます。


・看板は増水時に流出したか、公園整備の際に撤去されてしまっています。

・オススメは、落葉が進んだ冬と月夜がいいと思います。



「ほ」桜と梅と宝登の山(宝登山)

「宝の山に登る」、と縁起のよい名のつく長静のシンボルともいうべき宝登山は、長静観光の一大拠点です。山頂に、宝登山神社奥宮、宝登山勤物園、日本一種類の多い梅園の宝登山梅百花園。

山頂と山麓を結ぶ宝登山ロープウェイ。

山麓に、宝登山神社、緑の村、七草寺不動寺、通り抜けの桜が

あります。

また、長瀞は、秩父音頭に唄われるほどの桜の名所として知られ、特に桜がつくるトンネルは最高です。

平成二年四月には「日本さくらの名所百選」に指定されました。


・オススメは、桜と梅が咲く春と紅葉の時期がいいと思います。



「へ」山萩ゆれる塞神峠(塞神峠)

風布の塞神峠一帯には、山萩の群生をはじめ尾花、葛などの秋の草花が自生しています。

特に山萩は、春から秋までしだれ、揺れる姿は美しく、「山萩の道」と呼ばれています。

眺めも素晴らしく、町内を眼下に、空青く晴れた日には、遠く浅間山、谷川岳、赤城山などの顔もうかがうことができます。


・オススメは7月~9月の山萩が咲くころです。


「と」地球のドーム赤壁と岩畳(岩畳)

長瀞付近の代表的岩石は、緑泥片岩(りょくでいへんがん)と呼ばれる結晶片岩の一種で、付近にはこのほか、各種の片岩類があり、総称して長瀞式変成岩と呼ばれています。

これを上から見ると、まるで畳を敷き詰めたように見えることから「岩畳」と呼ばれています。

対岸には、中国の名勝地「赤壁」にちなんで名付けられた、「秩父赤壁(ちちぶせきへき)」と呼ばれる絶壁があり、川舟から岩畳と赤壁を眺めると、さながら地球が創造したドームのように見えます。

瀞となって流れる荒川と一対になった風景は、まさに時の流れがつくりあげた芸術です。


・看板は増水時に流出したか、整備の際に撤去されてしまっています。

・オススメは、紅葉の秋から新緑の春です。

 



「ち」上長瀞の清流と林

県立自然史博物館付近の林と荒川の清流は、四季折々、心ゆくまで楽しめる風情です。

林では、町の鳥セキレイをはじめ多くの野鳥たちの歌声も楽しめます。

そのほか、虎岩に代表される長瀞特有の岩石だけでなく、色々な種類の岩石があり、標本箱のような所です。


・四季折々通年を通して違った景色が楽しめます。


参考リンク