2019年3月21日(木)
「三国街道」二十二番目の宿場町
-塩沢宿-
「三国街道」「清水街道」
近くの町に住んでいると、
昔はこの道を通り
海の方へ抜けていた
などと、耳にすることがある。
峠越えに宿場町。
越後と江戸を結ぶ最短ルート。
...ロマンだわ!
興味深々ちょっと覗きに行きました。
さて、今回は電車で向かいます。
山の景色をのんびり見たいですからね!
写真は撮り忘れました。
なぜって偶然隣り合わせたおじ様とおしゃべりし続けていたからです。
お墓参りに神奈川から新潟まで。
まるで昔の商人のようなルートですね。
電車で小一時間喋り続けました。
一期一会。
なかなか面白い時間でした。
この男性も塩沢に行ったことがあるとのことで、
おいしい食事をとれたこと、六日町駅前には図書館があるとの情報なども頂きました。
別れ際にはお気をつけて!と声を掛け合い。
旅っぽーい!
牧之通り
上越線塩沢駅下車徒歩数分
牧之通り(ぼくしどおり)
塩沢出身の鈴木牧之(すずきぼくし)は著書「北越雪譜(ほくえつせっぷ)」にて
雪国の生活を東京に発信。
江戸でベストセラー‼となったそう。
塩沢の重要人物である。
「東海道中膝栗毛」で有名な十返舎一九とはお知り合いだったそうで。「どうだい書いてみないかい?」で秋山郷の本も書いたそう。おもしろーい
いつの時代も知らない世界に興味を持つものですね
積雪の記録が残されておりました。
なんと!最大積雪3.7m!!
昭和58年の記録のようです。
その他一日の積雪量の記録など、子供の身長の記録のように柱に記してありました。
見上げてしまう。
牧之通りには電柱がありません。
昔の風景を想像させてくれる町づくりは歩いているだけでも面白い。
所々にかるたが紹介されており、雪国の生活を伝えてくれます。目に留まったのは「人が埋まっているところで鳥は鳴く」という内容のかるた。江戸時代版ビーコン…!
「北越雪譜いろはかるた」というそうです。
酒屋・郵便局・銀行など風景に溶け込む装い。
そんな中、一軒の書店を見つけました。
ローカルな本が欲しい!
すでに外からそれらしき本が見えています。
北越雪譜二種類とその他鈴木牧之関連の本が数冊
正直私は、鈴木牧之について詳しくないのでどれがなんだかイマイチわかりません。
雪国の生活や自然の本は他にもあるか尋ねますと
やはり鈴木牧之を紹介されます。内容を見ながらお話ししていましたら、お店の奥さんが「昔は歩道部分は家の敷地で道路はもっと狭かったこと」「雪をよけるところがないから道に落としていくと二階の高さになるのでその上を歩いていたこと」昔は労力、今はお金がかかる!昔はストーブではなく炬燵!薪じゃなくて炭!だから火事が多かった。と教えてくれました。
奥さんのお話がとても面白い。
そんな中で三冊購入
またお邪魔したいと思える書店でした。
ありがとうございました!
町歩きをする中、出会った大きなお地蔵様
笠をかぶってる姿が雪国らしい。
と、思いましたが、書店で購入した本の中で「火防地蔵」と紹介されていました。
火事の際、四方に立ち塞がり袖を振り、延焼を防いでくれたことがあるお地蔵様だそうです。
六日町
塩沢から徒歩約1時間
駅前は商店街が広がっており。洒落た店舗が多く、雑貨屋、カフェ・美容室・バー・花屋それとFMゆきぐに!
「さくら餅あります」に釣られて入った洋菓子店。手土産によさそうなお菓子から洒落たケーキや包み菓子。パンまで!センスを感じる商品たちに心躍ります。
キレイな設備の足湯が点在
風が冷たく冷えていたので手をつけてみたらあっという間にほかほかです!熱めのお湯が良い具合
噂の図書館。駅に激近!スーパーと併設され電車待ちなどにちょうどいいつくり。図書館が身近にあるって素敵です。
駅の下にある観光案内所にて周辺マップやイベント情報などが手に入ります
なんと!長靴有料レンタルもしているようです。雪がある場所では長靴、大活躍!
魚野川対岸には
山全体が山城であった坂戸山。
山頂には坂戸城跡。
登山道には案内板が
しっかりとあるようなので
ちょっと足をのばしてみました。
数十分で見晴らしの良い場所まで到着
ただ足場は残雪
踏み抜きもあり
驚いたのが、人の多さ!
何人もの人とすれ違います。
それもふらっと裏山という感じではなく、スポーツマン!なスタイルの方たち。
出会った方に聞いたらこの山
トレーニングに使う方が多いとのこと
その方もトレランやマラソン大会に色々参加されているとのこと。
登山口手前・お堀の跡
六日町駅側より魚野川方面
登山道
洋菓子店で購入。
ケーキも購入したかった
河川敷駐車場
今回は時間も遅かったので山頂には行かず。改めて登りに来たいと思います!
電車をご利用の方は事前に時刻を要チェック!水上方面最終電車は日によりますが17時台です!
車をご利用の方は河川敷に駐車場がありました。傍には足湯もあり!
塩沢から六日町
町とお山を両方のんびり楽しみたい日などにお出かけしてみてはどうでしょうか!